日航株ついに1円、午前出来高3・5億株 ギャンブル相場入り

 22日午前の東京株式市場で、会社更生手続き中の日本航空株は一時前日比1円安の1円を付け、最低価格まで下落した。午前の終値は前日と変わらずの2円。マネーゲームで1円と2円を激しく上下し、出来高は午前中だけで、約3億4832万株に膨らんだ。

日航株は1円の値上がりでも、大幅な上昇率となる。1円で買って、2円で売れれば、元手の資金が倍になる。ただ、売り抜けることができないと、全額損失になる。

 前日は2?3円で取引されていたが、この日は、1円での見切り売りが出たことで、最低価格での取引が成立した。1円では大量の買い注文があり、その後は、1円で買って、すぐに2円で売る回転売買が活発化したもようだ。2円でも買い注文が出ている。

 出来高は今月14日に記録した1銘柄1日あたりで過去最高の10億4259万株に迫る勢い。

 市場では「一か八かのギャンブル相場入りした」(大手証券関係者)との声が出ている。

 日航株は法的整理に伴う100%減資で2月20日に上場廃止となり、無価値になることが決まっている。取引は前日の同19日まで行える。


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