日本ドライケミカル(1909)、SEMITEC(6626)上場直前初値予想メルマガバックナンバー〔6/28配信済〕】

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□■ 日本ドライケミカル(1909)上場直前初値予想
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公開規模は約7.5億円と小粒。上場市場は東証2部。

各種消火防災設備の設計・施工・保守点検、消火器及び消防自動車の製造・販売、
防災用品の仕入・販売等の防災事業を行っている。
防災の中でも特に消火に関する事業を広範囲に展開しているのが特徴。
一般火災に使用する水や、油火災等に使用する泡、及び水損を嫌う電算・電気室等で
使用する消火用ガス等、各種消火薬剤に対応した消火器及び消火設備等のほとんどを
自社ブランドで取り扱っており、大型の消火薬剤タンク等の消火設備、各種消火器及び
消防自動車を自社工場で生産。

(1) 防災設備事業

建築防災設備、プラント防災設備、船舶防災設備における各種消火・防災設備の設計・施工。

1.建築防災設備

一般建築物の高層化・高度化・短工期化に対応する施工管理能力の強化、自社開発の
コスト管理システムによる厳正な原価管理、施工実績や設置基準に効率的に適合させる
ための知見を活用した設計の見直し提案等を行っており、これらの施工管理能力・
提案能力等により再開発物件や大型物件を受注し施工している。

2.プラント防災設備

危険物施設である火力発電プラント、石油プラント、石油化学プラント及びそれらに
関わる工場、倉庫、移送施設(桟橋等)等に設置するものであり、個々に顧客の要望、
過去の実績、消防の要求等を考慮して設備仕様が決定される。

3.船舶防災設備

船自体のエンジン室火災等に対応して設置するものと、別の船の火災を消火するための
設備である他船消火設備がある。
船舶用防災設備には主として機関室及び貨物艙の消火設備として二酸化炭素消火設備、
ガス運搬船の甲板部の消火設備として粉末消火設備がある。
二酸化炭素消火設備・粉末消火設備は主力製品。
タグボート消防船のように他船舶の火災の消火活動に従事する船舶には泡水消火設備、
粉末消火設備が設置される。

(2)メンテナンス事業

各種消火・防災設備の保守点検業務及びそこから派生する修繕及び改修工事。

(3)商品事業

各種消火器の製造・販売、各種防災用品の仕入・販売。

(4)車輌事業

各種消防自動車の製造・販売。

 2010年3月期の売上高構成比は、防災設備事業55.9%、メンテナンス事業18.1%、
商品事業19.0%、車両事業7.0%。


業績データ (単位:百万円)
決算期  売上高   経常利益  純利益
2009/03
連結   23,624   1,000    687
単体   22,000    969    688
2010/03
連結   21,409    580   1,403
単体   20,448    678   1,510
2011/03
連結   21,248    729    343
単体   20,286    764    407

【ポジティブな点】
消火・防災設備関連
仮条件の上限で公募価格が決定
配当利回りは7・3%

【ネガティブな点】
地合いが厳しい

以上の点を踏まえて

公募価格2,040円のところ

上場直前初値予想は2,000円と予想しました。


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□■ SEMITEC(6626)上場直前初値予想
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公開規模は約5.03億円と小粒。上場市場はJASDAQスタンダード。

当社、連結子会社の計14社で構成されており、温度センサをはじめとする各種センサ等の
製造、販売を主な事業。
生産したセンサ素子を各生産拠点へ供給し、各生産拠点でアッセンブルしたセンサを
販売拠点より国内外へ販売。

下記の製品群に分類。

1,バルクセンサ

セラミックス製造技術を用いて製造されたセンサ。
エアコン、冷蔵庫などの家電製品、自動車、情報機器、電子体温計など、様々な用途に使用。

2,薄膜センサ

半導体製造プロセスを用いて製造されたセンサで、当企業グループが業界で初めて
量産化したもの。
複写機・プリンタなどのOA機器や高応答性の電子体温計などに採用されており、
高いシェアを維持。微細で高精度な特徴により医療分野のカテーテル用センサとして
使用され、今後の販売増加が見込まれている。

3,赤外線センサ

物体から放出されている赤外線を検知することにより、非接触温度検知、ガス検知、
炎検知など様々なセンシングを可能とする。
OA機器、医療などの用途に幅広く使用。

4,その他製品

電子機器や家電機器を誤動作や故障させる異常電圧(サージ)を抑制する
サージアブソーバ、電圧が変動しても一定の電流供給が可能な定電流ダイオードなど
があり、パソコン、通信機器、家電製品、産業機器など幅広い用途に使用されている。

 2010年3月期の売上高構成比は、バルクセンサー57.2%、薄膜センサー21.2%、
赤外線センサー8.7%、その他13.0%。海外売上高比率63.9%。

業績データ (単位:百万円)
決算期  売上高   経常利益  純利益
2009/03
連結   8,934    302      86
単体   4,985     38    5,067
2010/03
連結   9,500    419     304
単体   5,512    191     153
直近四半期
2010/12
連結   8,102    470     229
単体    -     -      -

【ポジティブな点】
仮条件の上限で公募価格が決定
家電、自動車向けなどにセンサの需要は拡大傾向

【ネガティブな点】
地合いが厳しい

以上の点を踏まえて

公募価格1,250円のところ

上場直前初値予想は公募同値の1,250円と予想しました。
━━━━━━━━━━━━━━━ここまで━━━━━━━━━━━━━━━━

〔初値結果〕
【日本ドライケミカル】
初値は2,222円。
公開価格2,040円に対し+182円、初値上昇率は8%となりました。

【SEMITEC】
初値は1,210円。
公開価格1,250円に対し−40円、初値上昇率は−3%となりました。

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