GM再上場株規模増大
市場の需要が強いことから、ジェネラル・モーターズ(GM)はIPO(InitialPublic Offering)普通株式株数を当初予定の3億6500万株から31%増加し4億7800万株とする。
株価も26−29ドルから32−33ドルへ引き上げられた。
優先株式と併せた総額は227億ドル相当に上るとみられ、米国株式市場における過去最大規模となる可能性が高い。
このIPO後、102年の歴史を持ちかつてはブルーチップ銘柄の一つであった同社における米国政府保有率は現在の61%から33%程度に縮小されると予測される。
2009年にオバマ政権下で国税を使って行われたGM救済は当初は不評をかったが、GMはこういった政府主導の企業再構築の最初の成功例になりそうである。
自動車業界は近年、起債市場からも事実上締め出されていたが、ウォール街の同業界に対する評価を覆せるきっかけになると期待もかかる。
2010年1−9月に50億ドルの売上げをあげたGMは、2010年通算では6年ぶりに利益を計上できるとの見通しである。
米GMがIPO価格を33.00ドルと発表した。
「普通株4.78億株を公開し157.7億ドルを調達」する。
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