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□■ 日本海洋掘削(1606)研究所上場直前初値予想
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公開規模は76億円。上場市場は東証1部。

日本海洋掘削株式会社、子会社13社及び関連会社2社により構成されている。
石油・天然ガスの探鉱・開発に関する海洋坑井掘削及びエンジニアリングを主たる業務。

(1)海洋掘削事業
国内及び海外において海洋掘削装置(以下「海洋掘削リグ」あるいは単に「リグ」と
いう。)を運用し、石油・天然ガスの探鉱・開発に係わる坑井掘削工事その他関連工事を
請負っている。
海外においては、現地国の自国産業育成政策により、これらの工事を実施する事業体と
しては現地法人であることを求められるかあるいは現地法人への発注を優先される場合が
多くあり、操業先国に子会社(Pars Drilling Kish Co., Ltd.等)を設立し、営業活動を
含む事業を展開。
また、主要な産油・ガス国であるカタール及びマレーシアについては、操業基盤の安定・
強化を図る観点から、それぞれ現地有力企業をパートナーとする合弁会社
Gulf Drilling International Ltd.及びUMW JDC Drilling Sdn. Bhd.を通して当該国での
海洋掘削事業を行っている。
この他、子会社のSagadril, Inc.、Sagadril 2, Inc.、JDC Panama, Inc.、
Hakuryu 10,Inc.及びHakuryu 5,Inc.は、いずれも海洋掘削リグの保有会社。
なお、独立行政法人海洋研究開発機構保有する地球深部探査船「ちきゅう」の運用・
管理業務を受託・実施するため、平成20年9月10日に日本郵船株式会社との
共同出資により、「日本マントル・クエスト株式会社」を設立し、同年12月1日より
本業務を開始。

(2)その他の事業
水平孔掘削工法によるガスパイプライン、通信線、上下水道等の管路敷設のための
掘削工事請負とメタンハイドレート開発、レーザ掘削システム開発に関する受託研究
及びエンジニアリング業務等を行っている。
その他、子会社の石油開発サービス株式会社は石油・天然ガスその他地下資源の探鉱・
開発に関する設備、機械、器具及び資材の販売並びに輸出入等を行っている。

(1) 海洋掘削事業
1.グループの事業分野

2.グループが運用するリグ(3つの型式に分類)
a.ジャッキアップ型
b.セミサブマーシブル型(セミサブ型)
c.ドリルシップ型

3.海底掘削作業

4.グループが運用するリグの稼働海域 海洋の石油・天然ガスの掘削サービスを
主な事業とするグループでは、国内外の石油開発会社を顧客とし、極東、東南アジア、
オセアニア、北米、中東やアフリカなど、幅広い海域を舞台に、海洋掘削工事を
実施してきた。
また、事業戦略の一環として大産油・ガス国の現地企業(国営企業あるいは有力企業)と
合弁会社を設立し、長期契約の確保を通じた安定的事業基盤の構築に努めている。

(2) その他の事業

1.掘削技術事業
海洋掘削技術・ノウハウを応用したエンジニアリングサービスに係る事業を行っている。
a.メタンハイドレート開発に関する受託研究
b.レーザ掘削システム開発に関する受託研究
c.石油掘削技術に関する教育研修請負業務
d.エンジニアリング業務

2.新技術事業

4?9月期の売上高構成比は海洋掘削事業99.6%、その他の事業0.4%。
主な販売先はNational Iranian Drilling Company 27.3%、海洋研究開発機構26.6%、
Eni Tunisia B.V.17.0%。海外売上高72.5%。


業績データ (単位:百万円)
決算期 売上高  経常利益 純利益
2008/03
連結   19,251   12,322   7,921
単体   17,658    9,465   6,124
2009/03
連結   21,168    5,316   3,503
単体   19,042    4,811   3,408
今期中間
2009/09
連結   19,360    8,157   5,821
単体    -      -     -


【ポジティブな点】
公募価格が仮条件の上限である3800円に決定
東証1部決定
低PER銘柄
地合いが回復傾向

【ネガティブな点】
三菱総研の下落

以上の点を踏まえて

公募価格3,800円のところ

上場直前初値予想は4,700円と予想しました。


━━━━━━━━━━━━━━━ここまで━━━━━━━━━━━━━━━━

〔結果〕
初値は5,000円でした。
安値 5,000円
高値 5,580円
終値 5,530円

公募価格3800円に対して1200円高、31.6%の上昇となりました。
初値出来高は187万9800株。



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