【デ・ウエスタン・セラピテクス研究所(4576)上場直前初値予想メルマガバックナンバー〔10/22配信済〕】
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□■ デ・ウエスタン・セラピテクス研究所上場直前初値予想
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公開規模は約12.5億円。上場市場はNEO。
医薬品の研究開発を行い、一定段階(現在のところ非臨床試験に到達する
前の段階を基準としている。)に到達した開発品を製薬会社等にライセンスアウトを
実施することによって収益を獲得する創薬事業を展開。
創薬事業について
(a)新薬開発の流れ
一般的に新薬の開発に際しては、基礎研究、非臨床試験、臨床試験、厚生労働省
(あるいはアメリカ食品医薬品局(FDA)などの各国の医薬品許認可審査機関)
への製造(輸入) 承認申請、医薬品としての承認取得、薬価申請・収載を経て
販売が開始され、患者様へ提供することが可能となる。
(b)創薬事業の概要
通常、新薬の研究開発過程において、非臨床試験から臨床試験へと開発が進捗するに
したがって、開発コストは大幅に増加し、また一定規模以上の自社臨床開発体制が
必要となる。研究開発活動の結果として、一定段階(現在のところ非臨床試験に
到達する前の段階を基準としている。)に到達した開発品につき、製薬会社等への
ライセンスアウトを実施しているが、これにより、臨床開発の推進に強みを持つ
製薬会社が開発を行うこととなり、自社での開発を継続する場合に比べて、
早期の上市が期待されるとともに、低コストでの開発体制を維持できる。
創薬事業の特徴は、一般的な医薬候補品を開発するベンチャーに比べ、比較的早期の
研究開発段階においてライセンスアウトが達成される点にあるが、基礎研究段階から
共同研究を実施できる技術力を有していることと、基礎研究段階において標的
タンパク質が同定されて作用機序が明らかになっていることにより、臨床開発に
おける開発リスクが推測しやすくなることが要因としている。
売上高は、主にライセンスアウト時に受領するフロントマネー収入、臨床開発進行に
伴いその節目毎に受領するマイルストーン収入、製品上市後販売額の一定比率を
受領するロイヤリティ収入及び研究指導及び臨床開発の協力に対して受領する
研究指導料収入によるもの。
既に抗血小板剤「K-134」、緑内障治療剤「K-115」、抗癌剤「HMN-214」は
いずれも製薬会社にライセンスアウト済みであり、これらのフロントマネー収入、
マイルストーン収入及び研究指導料収入を新規開発プロジェクトに投入することに
よって、次なる新規開発品の開発を進めている。
なお、ライセンスアウトについては、当社が保有する国内外の製薬会社等への
独自のネットワークを利用し、新規開発品のライセンスアウトを行っている。
(c)パイプラインについて
現在、製薬会社へのライセンスアウトが完了した当社が保有するパイプラインは
以下の通りになっている。
1 抗血小板剤「K-134」(対象疾患:閉塞性動脈硬化症)
2 緑内障治療剤「K-115」(対象疾患:緑内障)
3 抗癌剤「HMN-214」(対象疾患:固形癌)
(d)新規開発品について
現在新規開発プロジェクトとして、プロテインキナーゼ阻害剤開発プロジェクト、
その他阻害剤開発プロジェクトについて新規開発を進めている。
(e) 創薬事業における当社技術と研究開発の特徴について
創薬事業における当社技術と研究開発の特徴は以下の通り。
1 プロテインキナーゼ阻害剤を中心とした新薬候補化合物の開発
2 当社独自の標的タンパク質の同定方法であるドラッグ・ウエスタン法の活用
既にこの方法を用いて、当社のパイプラインの抗癌剤「HMN-214」の標的
タンパク質が同定され、抗血小板剤「K-134」についても標的タンパク質が
同定された。
なお、ドラッグ・ウエスタン法に関する特許「薬物の生体内における標的蛋白の
遺伝子の検出方法」については、日本、欧州等4カ国において特許登録されている。
3 細胞内情報伝達研究に由来する分子薬理学に関する経験及びノウハウの活用
4 提携関係を活用した研究開発体制
業績データ (単位:百万円)
決算期 売上高 経常利益 純利益
2007/12
連結 - - -
単体 30 -299 -299
2008/12
連結 - - -
単体 37 -356 -358
2009/06
直近四半期
連結 - - -
単体 - -165 -166
【ポジティブな点】
直近IPOが活況
最低投資資金が低いため参加しやすい
VCの保有割合が低い
【ネガティブな点】
赤字のバイオベンチャー企業
以上の点を踏まえて
公募価格290円のところ
上場直前初値予想は500円と予想しました。
━━━━━━━━━━━━━━━ここまで━━━━━━━━━━━━━━━━
〔結果〕
初値は315円でした。
安値 315円
高値 395円
終値 395円(ストップ高)
公募価格290円に対して25円高、8.6%でした。
初値出来高は150万5700株。
思うような初値にはなりませんでした。
セカンダリに参戦された方には面白かったかと思います。
公募価格を初値売りされた方は薄利となってしまいました。
手数料負けもあったかと思います。
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